自分が亡くなった後のことを決めておくことは昨今、珍しくなくなってきました。少子高齢化によって家族や親せきと近しい関係でない場合も多く、皆で死を悼むことが減りました。お葬式の様式や墓の扱いについてよくわからない場合が多いのではないでしょうか。

　このようなお葬式や墓についても知っておきましょう。

自分のお葬式について

　自分が亡くなった後は配偶者や子供に任せておけばよいという時代でなくなってきました。葬儀にはお金もかかります。また、葬儀の形式も多種多様になってきました。生前にお別れ会をすることもあるようです。自分の最後を飾るセレモニーとして自分で計画するのもよいですね

　病院で亡くなった時の帰る場所を考えていますか

　葬儀社を決めていますか

　どんなお葬式にしたいか考えていますか

　お葬式の宗派を知っていますか

　戒名について考えていますか

　喪主はどなたにしてほしいですか

　遺影写真を準備していますか

　自分のお葬式だけでなく、忌中の過ごし方、法要の意味と期間を知っておきましょう。また、先祖の法要についてもどうしてほしいか、誰に託すのかを考えておきましょう。

自分のお墓について

　自分の入る予定の墓はありますか

　そこはどこの霊園または寺院か知っていますか

　終の棲家のお墓です。自分の先祖の墓に入ったらよいのか、私はそこへ入っていいものかあるいは入りたくないけどどうしたらいいか。また、お墓の面倒を誰に託すのかを継承者と決めておきましょう。お墓に入るときあなたはもうこの世にはいないのですから。

仏壇について

　お仏壇は仏様のお住まいとも、心のよりどころとも言われています。日々、合掌礼拝することで穏やかな心や優しい心が養われ、思いやりや感謝の心が行動として現れてくるものです。しかし、核家族化で大きな仏壇を持てない家や引っ越しのため仏壇を持っていけない、お墓とともにお仏壇を守ってくれる人がいないなどのケースが出てきています。

　仏壇はいつ購入したらいいのか

　仏壇を買い替える時どうしたらいいのか

　お位牌について知っていますか

　仏壇のお供えと意味、位置を知っていますか

　お仏壇やお位牌をどうするかについても考えておきましょう。